TPMS(タイヤ空気圧センサー)を取り付けるメリット おすすめはエアモニ4

車のタイヤの空気圧は、運転していなくても徐々に下がってしまうことをご存知でしょうか。

タイヤの空気圧が下がっていると、パンクの危険性が高まり燃費も悪くなります。

日頃からタイヤの空気圧を管理する方法として、TPMSというタイヤ空気センサーを取り付けておく方法があります。

この記事では、TPMSに関する様々な情報とおすすめの製品についてご紹介します。

TPMSとは?

TPMSとは、タイヤの空気圧を監視するセンサーのことを指します。

TPMSは、Tire Pressue Monitoring Systemの名称で、その頭文字を取って表記されています。

日本ではTPMSよりも空気圧センサーと呼ばれていることが多いです。

タイヤの内側の圧力を監視し、パンクなどのトラブルを未然に防ぐために装備されています。

パンクは、タイヤの劣化や釘などを踏んだことによって起こるだけではなく、空気圧が低下することによって引き起こされることも少なくはありません。

タイヤ内の空気圧は徐々に低下していくので、なかなか気が付かないものです。

だからこそ、TPMSで監視する必要があります。

TPMSのメリット

TPMSのメリットについてご紹介します。

タイヤの空気圧やタイヤ内部の温度を常に監視

TPMSは、タイヤの空気圧を常に監視してくれることが一番のメリットです。

タイヤの空気圧が一定のレベルを下回ると、ドライバーに警告信号を発信して教えてくれます。

TPMSを設置したタイヤのいずれかが、空気圧異常(大抵の場合低圧)を感じると警告ランプでお知らせしてくれます。

タイヤの断面に「!」が入ったマークが警告のサインです。

PIT in plus様より引用

また、タイヤ内部の温度が上がりすぎると、タイヤの変形やパンクの恐れがあります。

TPMSではタイヤの空気圧だけでなく適切な温度であるかどうかを監視することもできます。

車の燃費やCO2排出量を低減

タイヤの空気圧が下がると車の燃費が悪くなります。

TPMSを装備することで、常に正常な空気圧を保てるため車の燃費を向上させてくれます。

さらに、CO2の排出も低減させてくれるので、ガソリン代の節約や環境にも優しいのがメリットです。

タイヤを長持ちさせる

タイヤを常に適切な空気圧に保つことは、タイヤの長持ちに繋がります。

TPMSを設置して空気圧を正常な値でキープすれば、タイヤの劣化を抑えてくれる効果も得られるのです。

TPMSのデメリット

TPMSのデメリットについてもご紹介します。

タイヤのホイールに取り付ける必要がある

TPMSの発信機はタイヤのホイールに取り付けなければなりません。

タイヤを一度外した後、ホイールを取り出さないと取り付けられないので、自分で行うのはかなり手間がかかります。

難しいと思ったら業者に頼んで取り付けてもらいましょう。

TPMS発信機の電池交換が必要

TPMSの発信機は電池によって作動しています。

電池が消耗したら交換する必要があるので、定期的な動作確認が必要です。

TPMSの仕組み

TPMSは「間接式」と「直接式」という2種類の方法でタイヤの空気圧の異常を検知しています。

タイヤの空気圧の異常を検知すると、ドライバーにタイヤの形状内に「!」が表示されているランプの点灯によって知らせてくれるので分かりやすいです。

間接式TPMS、直接式TPMSそれぞれの検知方法について解説します。

間接式TPMS

間接式TPMSは、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)用の車速センサーを利用してタイヤの内圧を測定するものです。

空気圧が低下すると、タイヤの外径が小さくなり回転数が増加します。

このような現象を利用して他のタイヤと相対し、各タイヤの内圧の変化を判断することで空気圧の異常を検知する仕組みです。

バルブキャップにセンサーを取り付けるタイプで、内圧や温度を送信する精度は直接式よりも少し落ちます。

しかし、安価で購入することができ、取り付けも簡単ということで購入する方も多くなりました。

直接式TPMS

直接式TPMSは、タイヤのエアーバルブと一体化したセンサーがタイヤの内圧や気温を感知して直接測定する方式です。

エアーバルブは、タイヤに空気を入れる時に入り口となる部品のことを指します。

車体側に受信機とモニターを取り付け、発信機から送られてくるタイヤの内圧や気温の情報を信号として受信するため、監視する情報が見やすく、誤作動による信号の乱れもありません。

直接式TPMSは、レクサスやポルシェなどの高級車に標準装備されている純正タイプと、後付けができる汎用タイプの2種類があります。

おすすめTPMSエアモニ4の特徴

エアモニ4
Airmoni様より引用

ここでは、TPMSのおすすめ製品「エアモニ4」をご紹介します。

2007年に初代エアモニが開発されており、現在は4代目のエアモニ4が市場に出ています。

エアモニ4の特徴をいくつか挙げていきます。

受信側を完全ワイヤレス化

完全ワイヤレス化することで電源ケーブルが不要になり、ケーブルの取り回しやケーブルから出るノイズの心配もありません。

受信側にソーラーパネルを装備

ソーラーパネルを装備したことで充電の心配がなくなりました。

太陽光が弱い場合でも、USBにつないで充電が可能です。

センサーの取り付けが簡単

センサーにバルブキャップ型を採用しており、バルブの先端に被せているカバーに取り付けられるのでご自分でもセンサーの脱着が簡単に行えます。

空気圧の異常をすぐにドライバーにお知らせ

設置した空気圧の数値から外れると警告音や表示される数値の点滅、タイヤマークの表示でドライバーに空気圧の異常をお知らせしてくれます。

空気圧・温度警告値の設定変更がしやすい

4輪・6輪・8輪それぞれのモードでも空気圧は0.1〜9.9kgfまで、温度は40℃〜89℃から任意の数値に設定が可能です。

数値の設定方法も、モニターのボタン操作で簡単に行うことができます。

空気圧の異常を知らせる警告値の設定も、左右の車輪ごとに設定できるように改良されています。

最大10気圧まで測定が可能

エアモニ4は小型のTPMSでありながら最大10気圧まで測定が可能です。

タイヤの大きさを気にすることなく測定することができます。

普通自動車から大型トレーラーまで幅広い車種に対応

日本でも増えてきた重量のあるキャンピングカーやキャンピングトレーラーなど、タイヤの空気圧を特に気にする車種でもクリアーな受信ができます

国産品で国内電波法に準拠、技術基準適合証明を取得

国産品のため、トラブルが起きても日本語で対応してくれるので安心です。

また、国内電波法に準拠し、技術基準適合証明を取得しているため安心して使用することができます。

まとめ

日本では、まだまだ普及していないTPMSですが、自分の車で安全に運行できるようにTPMSを取り付けておくことで、いざという時に空気圧が低下していることを把握することができます。

パンクすれば事故にもつながりますし、日頃からタイヤの空気圧を管理しておけばそのような心配も少ないです。

是非、この機会にTPMSの設置を検討してみてはいかがでしょうか。